ジャパニーズクラフトジンに使われているボタニカルまとめ【王道編】

多くのジャパニーズジンに日本ならではの「ボタニカル」が使用されています。

ジンに必要不可欠であるジュニパーベリーはもちろん、コリアンダーシード、シナモン、オレンジピールなど柑橘の皮、アンジェリカルートなど、ジンの基本的なボタニカルは、国産・海外産のジンに共通して使用されています。

その上でさらに、和の風味を表現するために日本固有のボタニカルが配合されているジンが多く存在します。

そんな海外のボタニカルには出せない風味も持つジンが、海を渡って海外でも高い評価を受けており、ジャパニーズジンの輸出量は右肩上がりで伸びているということは日本人としてとても誇らしいことですね。

今回の記事では、そんな日本特有の風味を持つボタニカルをご紹介していきます。

ジャパニーズジンに使用されているボタニカル

柚子

柚子

ジャパニーズボタニカルの代表格として多くのジンに使われている素材と言えば、何と言っても「柚子」でしょう。

海外産のジンは、レモンやオレンジなどの柑橘の皮を使用しているのに対して、ジャパニーズジンには柚子の皮が使用されているのを見かけることがあります。酸味と甘味のバランスが取れており、また、柚子の香りの高さは日本人に馴染み深いものでしょう。

『翆ジン』『六ジン』『油津吟 YUZU GIN』『欅ジン』『のとジン』『Craft Gin 棘玉』など

和山椒

和山椒

「和山椒」も柚子と同様、ジャパニーズジンに使用される頻度の多いボタニカルです。胡椒系のボタニカルと同様、ピリッとした辛みを感じさせます。

海外産のジンであれば、ブラックペッパー、ティムールペッパー(ネパール山椒)、グレインズオブパラダイス(ギニアショウガ)などが同様の辛み付けとして使用されますが、和山椒が使用されることにより、日本特有の辛みと風味を感じさせるジンに仕上がります。

『ニッカ・カフェ・ジン』『ベアーズブック・ジン』『マツイ GIN 白兎-HAKUTO』『東経135° 兵庫ドライ・ジン』『Craft Gin 棘玉』など

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桜

日本の春の風物詩「桜」もジンのボタニカルとして活躍しており、主に花びらや葉の部分が使用されます。

近年、桜が海外に植樹されて日本以外の地域でも鑑賞用として喜ばれていますが、

日本をオマージュした海外産のジンがボタニカルに桜を使う場合も増えてきているようです。

『六ジン』『SAKURAO GIN LIMITED』『白兎プレミアムジン』『仙醸クラフトジン桜蔵』など

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緑茶 (煎茶、玉露も含む)

緑茶

海外のジンにおいても、紅茶や中国茶などの茶葉がボタニカルとして使用されることはありますが、日本においても茶葉は重要なボタニカルの1つです。

お茶の種類の中でも「緑茶」が選ばれているジンが多数あります。ジンの香り高さがグッと上がり、「和」を感じさせる広がりのある味わいがジンの奥深さを感じさせることでしょう。

ちなみに、『ビーフィーター・ロンドン・ドライジン』のマスターディスティラーであるデズモンド・ペイン氏も日本の緑茶でジンを割った際にその美味しさに驚き、試行錯誤の末、日本の煎茶をボタニカルに使用したプレミアム・ジン『ビーフィーター 24』を完成させたというお話もあります。

『六ジン』『季のTEA 京都ドライジン』『赤屋根 クラフトジン 緑茶 』『東経135° 兵庫ドライ・ジン』『Craft Gin 棘玉』など

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みかんの皮

みかんの皮

柚子と同様、和の柑橘系ピールとして使用されているのが「みかんピール」です。

レモンやオレンジといった酸味が強い柑橘のピールと比べて、柑橘を感じさせつつそのマイルドな風味がジンを優しい風味に仕上げます。

『PACHI PACHIパチパチ(みかんの果実なども含む)』『槙-KOZUE-』『KOMASA GIN -桜島小みかん-』『TL PearceトーキョードライGin』など

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杉や檜

green leaf in close up photography

「ボタニカルって植物のことじゃないんですか?杉とか檜って木ですよね。」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ジンに使われている素材は、植物ではなくても ”ボタニカル” として括られています。

杉や檜などの木のチップがジンに使われることによって、森林の様な香りが香り立ち、リラクシングで上品な風味を表現することが出来ます。

杉『秋田杉GIN』、檜『季の美 京都ドライジン』、杉と檜『香立-KODACHI』『BATH LAB GIN』など

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クロモジ

クロモジ

杉やヒノキと同じく、森林の香りを感じられるボタニカルとして「クロモジ」が挙げられます。

クロモジは国産のハーブで、香木や和菓子に添えられる高級楊枝などに使われるなど、日本の伝統文化と密接したボタニカルです。

その独特な風味にはファンも多く、クロモジをメインボタニカルとしたジンも存在するくらいです。

『香の森』『ROKUMOJI craft gin』『マキノジン』『のとジン』など

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最後に

今回は、使用される頻度の多いジャパニーズボタニカルについてご紹介しました。まだまだご紹介しきれなかったものが沢山あるのがとても心残りですが、またいつかの機会に紹介させてください。

ボタニカルに注目してお気に入りのクラフトジンを見つけることもジンの楽しみ方の1つです。

自分のふるさとで作られているボタニカルが使われていることを発見をした時など、とても嬉しい瞬間ですので、ぜひボタニカルにも注目してジンライフを楽しんでみてください!

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