ジンラバーさんが勧める「フルーティー」なジンの世界。

ゲストライター
Gin Loverさん

どこにでもいるジンフリーク。 ベルギージン推しの甘党。宅飲みもBar巡りも大好き。ジンをストレートで飲む楽しさを日々布教中!Twitter

皆さんこんにちは。ゲストライターのジンラバです。

前回に引き続き、私の記事ではフレーバーチャートに沿ってそれぞれの風味ではどんなジンがあるのか、同じ方向性のジンの中でもどういった違いがあるのかをご紹介していきます。

第二回目となる今回は一括りにされがちながらもその幅広さは屈指のフレーバーである「フルーティー」なジンをまとめてみました!

なおフレーバーチャートは私が以前執筆しました「ジンストレートのススメ」にありますフローチャートを使用します。

もちろんトニックやソーダで割る場合でも大きく逸れることはないと思いますのでご安心ください。

フルーティーを感じられるジン

スタンダードなフルーツ

まずは一般的なフルーツをキーボタニカルに使用したジンをご紹介していきます。

なおリンゴやベリー系は数が非常に多いのでボタニカルピックアップとして下記しますね。

またミカンやレモンが中心となるジンは「シトラス」の記事で書きますので乞うご期待!

クローバー

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こちらは洋梨を使ったベルギーのジンです。実は第一回でもご紹介したクローバーと同じものです!ただし洋梨の風味がしっかりと感じやすいのはラッキー4ではなくスタンダード品の方なのでお間違いなく。

複数のフレーバーが特徴的というのは良くあることで、このジンはフローラルだけでなく洋梨由来のフルーティーな優しい甘さも兼ね備えているんですよ。

とても柔らかいのでストレートでも飲みやすく、トニックで割っても甘く華やかで美味しい私のイチオシです。

ソーダ割りがお好きな方で洋梨をお探しならば、クローバーより少しドライなルジンクリスチャンドルーアンのピラもオススメです。

もうご存知の方もいらっしゃるかもしれないルジン。林檎のお酒であるカルバドスで有名なこちらがなぜ洋梨に注目したジンを出したのかと不思議に思われるでしょう。

実はカルバドスは洋梨から造られる醸造酒のポワレも30%まで原料としてブレンドすることが可能なんです。

おそらくこういった側面が開発のキッカケになったのでは?と想いを巡らせながら飲むのも楽しいですよ。

サイレントプール プラチナジュビリー

サイレントプールプラチナジュベリー

ジンの香水とも喩えられる華やかな香りが有名なサイレントプール。その限定品であるプラチナジュビリーは

の風味が全開の希少な一本です。

実はサイレントプールよりもう一本、ジャパンエディションという限定品がリリースされています。ですが残念ながらプラチナジュビリーと同じくこちらも終売品。

ただどちらも驚くほどに濃厚な桃の風味が味わえるので、もしバーなどで見かける機会がありましたら一度は飲んでいただきたいオススメのジンです。

桃をキーボタニカルに使用しているジンはいずれも風味の強さがトップクラスなのですがその希少性だけが難点となっています。

他にもガーデンシェッドのブランブルピーチやローンウルフのピーチ&パッション、日本産のVir-GINナチュラルピーチなど、いずれも入手困難ながらオススメのボトルは数多くあります。

「フルーティー」なジンは限定品も多く出会いは一期一会です。運良くエンカウントできた方は是非ともご賞味ください!

メイヤーズ

メイヤーズ

ベルギー産のなんとも珍しい熟れたキウイの風味がするジンです。ベビーキウイとも言われるサルナシの実を使った香り高くフルーティーな一本。サルナシの実は九月の三週間の間にしか収穫されないそうです。

キウイという非常に珍しい風味は今回の記事の中でも特筆すべき点ですね。様々なジンの限定品として色々なフルーツを使ったものが発売されることは多いですが、それでもキウイはボタニカルの一部として用いられることすらほぼ見かけないです。

そんな希少なタイプのメイヤーズですが実はアルコール度数は38度と飲みやすく、甘めかつ酒質もクリアなので初心者の方にもかなりオススメ。

Freeee!!!

Freeee!!!

お次はいちじくを使ったクラフトジンをご紹介、ASAKURA CRAFT GIN- Freeee!!!です。独特な名前のこちらは日本の福岡県朝倉市で作られています。

26種類ものボタニカルを使っており、特に日本の四季を表現する4つの香味がアクセントになっています。いちじくは秋の表現ですね。

ボタニカルの数が多く味わいも複雑なので、いちじくの風味をピンポイントで感じ取るのは難しいかもしれません。

ですが階層的な風味のどこにイチジクがふんわりと漂っているのかを想像しながら飲んでみるのもジンの楽しみ方の一つですよ。

JAPANESE CRAFT GIN 熊野

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日本より和歌山県産の紀州南高梅を使ったジンです。梅は果物としてすぐには浮かび難いかもしれませんがこれもれっきとしたフルーツですね。

ドライな味わいの中にある仄かな甘さは梅酒やプラムリキュールとは違う梅の一面を見せてくれますよ。酸味はなく完熟梅の甘い香りが広がります。

他にも温州みかんやぶどう山椒をはじめとした県内産の厳選されたボタニカルと、すだちや柚子など梅の風味と相性の良い柑橘を用いて和歌山県らしいクラフトジンをコンセプトに作られています。

トロピカルなフルーツ

そのまま食べる機会は少し珍しいようなトロピカルフルーツも、ジンのボタニカルとしては実はよく使われていたりします。

中にはボタニカルところかベーススピリッツの原料に使用されているような猛者(?)もありますね。

パンダジン

海外グッズの GLOBAL SHOWCASE
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ブドウをベーススピリッツにしたジンはいくつもありますが、このパンダジンのベースはなんとライチです。世界で初めての試みで作られたベルギー産のジンですね。

ライチはボタニカルにも含まれており、他にもチェリーやスイートオレンジなど甘味の強いフルーツが使われています。

甘く華やかな香りでストレートでもシンプルに割ってもカクテルでも、あらゆる飲み方に対応できる抜群の美味しさですよ。

ここまで温かみのある甘さでフルーティーなタイプのジンはなかなか見当たりませんね。ボトルのデザインも秀逸で私も大好きな一本です。

ヘンドリックス アマゾニア

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こちらはかの有名なヘンドリックスジンのラインナップの一つ。そのフレーバーは溢れんばかりのパイナップルです。

ボタニカル自体は詳細が公開されておりませんが、ベネズエラの熱帯雨林への旅をイメージしたエキゾチックなものが使われているそう。

お値段は多少張りますがヘンドリックスの他のシリーズよりも手に入りやすい方ですね。1Lで容量が多いのでバーで頼むのもアリ。バーならば初めはストレート、家で飲むならトロピカルでフルーティーなジントニックにするのがオススメです。

ホクストン

ホクストン

このジンの情報は少ないのですが、それでも飲めば一口で分かる圧倒的なココナッツ感が特徴のジンです。

ストレートでも美味しいのですがトニック割りが尋常ではないフルーティーさ。「フルーティー」フレーバーのジンは全体的にトニックとの相性が良いですね。

限定品よりも飲める機会が少ないものはなるべく避けるようにしていますが、世界にはこんな独自の味わいを持つジンもあることを知っていただけたらと思いご紹介しました。

マウシム トロピカルシトラス

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カンボジアの首都プノンペンに蒸留所を構えるのがこのマウシム。二つのラインナップがありますが、トロピカルシトラスのキーとなっているフレーバーはこれまた珍しいパッションフルーツです。

他にもマンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツに加えてバッタンバンオレンジ、ライム、コブミカン、キンカンと柑橘系のボタニカルも盛りだくさん。ジュニパーベリー以外はカンボジア産のフレッシュなものにこだわって作られています。

アンティークのジンボトルをアップデートしたというケルデル瓶はWorld Gin Awards 2023でデザインで銅賞を獲得しているほど。オシャレなボトルは眺めながら飲むだけでテンション上がりますね。

ソーダ割りトニック割りともに絶品ですが、まずはストレートで華やか極まるフルーティーさを味わってみてください。

何かよく分からないフルーツ

フルーティーを分析分類してご紹介しているのに「何かよく分からない」とは如何なものか。

そうは思いましても日本ではマイナーな現地特有の果実などはそれ単体がどんな風味なのか、情報だけではよく分からないというのが現実です。ましてや何種類も使われているとなれば……。

マクヘンリー フェデレーション

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使用されているボタニカルはカカドゥプラム、レモンマートル、ストロベリーガム、セロリートップパイン、クアンドン(ワイルドピーチ)などなど。

華やかでフルーティーながらも飲み方や個々人の拾いやすい味覚によってシトラス、ウッディ、ハーバル、スパイシーと様々な一面を見せてくれるオーストラリア産のジンです。

やや癖のある果実味を主体とした華やかさなので、人によって好みが分かれるかもしれないのも非常に面白いポイントですね。

アマゾニアンカンパニー

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アマゾンの熱帯雨林で取れたボタニカルを使用しており、自然溢れる風味が特徴的なペルー産のジンです。

主なボタニカルはインカベリー、シドラレモン、サチャインチナッツ、ホオズキ、カムカム、クリ、トンカビーンなど。

ベースにはサトウキビを使っていて不思議な甘さと柑橘感を兼ね備えたフルーティーな一本です。

ただ今は入手が少し困難かもしれないのは惜しいところ。こういったジンはバーで見つけたら是非とも飲んでおきたいですね。

ボタニカルピックアップ!

リンゴ

ギリアムズ

ワインショップソムリエ
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私の大好きなベルギーのジンで、ベルギー産のベルジカアップルだけでなく日本は青森県産のふじりんごも使用されています。意外なところでまさかの繋がりが見つかるのもワールドワイドにボタニカルを使うジンという酒の楽しいポイント。

100Lのジンを蒸留するのに23kgものリンゴを使っているこのギリアムズ。今回ご紹介しているジンの中でもトップクラスの甘口です。

他のベルギージンの例に漏れずとても甘く口当たりも柔らかいので、ジンのドライな部分が苦手でトニック割りなどでしか飲めなかった方にも、是非ともストレートで一度試していただきたい一本です。甘党ならばきっとド嵌まりすると思いますよ。

ちょっとベルギーが多くないかって?私の推しジンが多い上に「フルーティー」のような甘めのフレーバーを語るときには外せない国なんです!

ルジン クリスチャンドルーアン

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こちらはベーススピリッツにリンゴを使っているフランスのジン。なんと自社栽培の30種類ものリンゴを使ってベースのアップルスピリッツを作り上げています。

昔からカルバドスを製造しているクリスチャンドルーアン社のジンで、リンゴを使ったジンの中ではおそらくトップクラスの知名度ではないでしょうか。ウイスキーや焼酎だけでなく様々なお酒を作っている蒸留所がジンも手がけているのは本当に面白いですよね。

味わいにもちゃんと林檎感があるのですが、飲んでみるとおそらく想像よりもドライだなと感じられると思います。仄かな甘味はトニックとの相性もバッチリ。

同じくリンゴを使った他のジンとの違いを飲み比べで楽しむのもオススメですよ。そんな時は是非ともジンへの理解が一番深まる(※個人の感想です)ストレートで飲んでください!

ネバーシンク

ネバーシンク

アメリカで作られているのがこのネバーシンク。使われているリンゴはニューヨーク州の特産品です。こちらもリンゴをベーススピリッツにしているタイプのジンになります。

ボタニカルとしてリンゴを使ったジンとはまた異なり、ベースとして使った上でリンゴと相性の良いシナモンやアニスやエルダーフラワー、柑橘類などのボタニカルを選んでいるのも良いですね。

ベーススピリッツ、ボタニカルどちらでリンゴを使うかに優劣はありません。両方使うという選択肢もあります。そして使い方に合わせて無数のボタニカルから相性の良いものをチョイスしていく。

特定の素材に注目してジンを比較してみるこで、ジンという酒ならではの広がりを感じませんか?

ノースコースト

ノースコーストジン

スコットランドのケイスネス海岸で家族経営で作られているジンです。海外では一家族の手による小規模なディスティラリー産のジンも多いですね。

地元で取れた自家栽培の植物を多く使用しており環境に優しいスピリッツ作りをしているそう。主要なボタニカルはリンゴとベリーです。

他にもウォッカやラム、そしてロックローズジンなどを製造しておりスピリッツ作りに強い蒸留所のようです。

フルーティーでエレガントな美味しいジンですが、実はまだそこまで有名ではないかなという銘柄。リンゴを使った有名なジンを一通り試した方のステップアップにもオススメです。

ブース N509 ベルジャンアップル

ブース N509 ベルジャンアップル

ベルギーよりもう一つリンゴのジンをご紹介します。驚くべきことにこのジンはカルバドスの樽で熟成を行っています。ベーススピリッツともボタニカルとも違う形でリンゴの風味をジンに加えている大変に面白い一本ですね。

昔からアップルジュネバを生産していた土地で作られているそうで、ルジンとはまた異なるリンゴ酒の伝統を下地に持った上でジンへと落とし込んでいるようです。

木の滑らかなアクセントとリンゴ爽やかな風味との相性は抜群で、ベルギーチックなしっかりとした甘さも兼ね備えています。ギリアムズと飲み比べてみると興味深いかもしれませんよ。

ヘイマット

ヘイマット ジン

コンセプトは「私たちの育った街の味を、ボトルへ」。ドイツのシュバイゲルンの小さな村で作られているスモールバッチのジンです。1バッチ400本の少数生産なのに日本でも飲めるのは嬉しいですよね。

リンゴだけでなくグレープフルーツやナシ、そしてローズマリーやタイムなどのハーブ類もボタニカルの中心として合計で18種類使用されています。フルーティー&ハーバルな風味は素晴らしいです。

こうしてリンゴ系のジンに使われているボタニカルを比べてみることで、相性の良い定番の組み合わせや、逆に味わいを他と差別化している部分も見えてきて面白いのではないでしょうか。

スティン

輸入酒のかめや
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オーストリアのジンで、使用されるリンゴは製造者の出身地であるスティリア産のものに拘られています。公式が飲み方としてロックを勧めているのも少し珍しい点ですね。

使われているリンゴは甘さや酸味の異なる6種類で、ボタニカル自体も28種類とジンの中でもかなり多く複雑な味わいを持つタイプです。

この奥行きのある風味とフルーティーさはモンキー47好きの方には特に刺さりそうな味わいでオススメですよ。実際私も大好きな一本です。

実はラインナップとしてアルコール度数57%のスティンオーバープルーフという、いわゆるネイビーストレングスのものも発売されています。アルコール度数が高い分より鮮烈な風味が感じられるので、強めのジンが平気な方には是非ともこちらも試していただきたいです。

ベリー類

ブロックマンズ

ブロックマンズ ジン

ジンの伝統あるロンドンで作られておりキーボタニカルはブルーベリーブラックベリーの二つです。

特定の果実の風味を加えるフレーバードジンや色づくほど漬け込むコンパウンドジンを除けば、全てのジンの中でも最高峰にベリーの風味を持っているジンなのではないかと思います。

甘さのしっかりとした華やかな香りで女性からの人気もとても高い一本です。個人的には意外とコーラ割りも美味しくてオススメですよ。

豊富なベリー系ジンの中でもストロベリーやラズベリーに比べるとブルーベリーはややマイナーなボタニカルになります。ブロックマンズ単体でも美味しいですが他のベリーを使ったジンと比較したり、逆にジントニックに少しだけフロートするのも大いにアリです。

モンキー47

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ドイツのシュバルツヴァルトで作られるかの有名なモンキー47。名前の通り47種ものボタニカルが使われていて、その香り味わいともに非常に複雑で奥行きがあります。

掛け合わされたボタニカルの醸し出す芳醇かつ華麗な風味に虜になる方も多いのではないでしょうか?かくいう私もモンキー47でジンの世界に惹き込まれた者の一人です。

特徴的なフレーバーは多すぎて逆に一つ一つを明確に掴むのは難しいですが、飲み方によって見せてくれる顔が変わるのもこのジンの素晴らしいところ。ストレートでは特にフレッシュなクランベリーの風味が感じとりやすいでしょう。

またモンキー47には他のラインナップとしてスローベリーを使ったスロージンと、マルベリーの樽で熟成したバレルカットもあります。いずれも極上の逸品ですのでジン好きならば一度は飲んでいただきたいです!

ヘルシンキ

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フィンランドのリンゴンベリーを中心として、北欧ジンらしい風味を9つのボタニカルで作り上げたクラシカルなジンです。

このヘルシンキはフルーティーなベリー感が全開なのではなく、実はウッディやシトラス系の香りと絶妙なバランスを取るフルーティーさとなっています。

クリアな味わいなので割ってもカクテルにしても活かしやすいのですが、実はこういった酒質の高さが光るタイプのジンこそストレートで飲んでいただきたいです!

力強さと両立する華やかさや微かな甘い香りはストレートで飲んだ時こそ感じやすいもの。ジンを飲み慣れてくるとその美味しさにより気づけるようになるかもしれませんよ?

ビーフィーター ピンクストロベリー

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こちらはドライジンではなくフレーバードジンになりますが敢えてピックアップ。天然のストロベリーフレーバーが加えられています。

ベーススピリッツやボタニカルとしてだけでなく、こういう形での風味の出し方もまた「ジン」なんですよ。ドライジンとフレーバードジンの違いについてはこちらをご参照ください。

フレーバードジンは甘めなことに加えて非常に分かりやすい味わいです。さらにこのビーフィーターはアルコール度数37%なのでジン初心者の方にもオススメ。

シンプルに好きな割り材で割るだけで気軽に飲める手頃な価格帯なのも良いポイントです。しかもピンク色のオシャレなボトルは飲みきったら空き瓶をインテリアとしても使えますね。

ドライバーグ レッドベリー

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ドライバーグはドイツのジンで、使われているボタニカルは10種類。作っているのは葡萄のジンであるフェルディナンズザールでも有名なアバディス蒸留所です。

キーボタニカルとなっているのはラズベリーザクロで、その名の通り赤系果実の鮮烈な風味が最大の特徴です。アップルミント由来の爽やかさも持っていますよ。

トニックやソーダで割ってももちろん美味しいのですが、伝統的な他のボタニカルとの調和や鮮やかなフルーティーさは是非ともストレートで感じていただきたいです。

ストラスコナ バットランド シーベリー

ストラスコナ バットランド シーベリー

シーバックソーンも呼ばれるシーベリーが使われたカナダのジンです。シーベリーはアルバータ州エドモントン市内のもの、ジュニパーベリーはバッドランドとある通りに地元エドモントン郊外の荒地に自生しているものを使用しています。

はっきり言ってシーベリー自体にはあまり馴染みがなく、ジンの味わいの方もフルーティーさがそこまで強いわけではありません。正直なところ飲んでもこの部分がシーベリーの味なのかとは理解しにくいかもしれません。

ですが名前にするほどキーボタニカルであることは間違いなく、ジンのこういった部分から逆算してボタニカルの味わいを想像してみるのも面白いのではないでしょうか。

ジンに使われているボタニカルは多種多彩。それこそ馴染みがないところか未知としか言いようがないものや、味があるのかすら不明なものまで数多ありますからね(笑)。

ウィットリーニール

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ロンドンで作られているジンでその最大の特徴は豊富なラインナップにあります。日本で流通している11種類だけでも他のジンに比べてずいぶん多いのですが、日本未発売のものまで含めるとその数は倍くらいまで増えるのではないでしょうか。

ウィットリーニールはスタンダードなドライジンの時点でかなり華やかなのですが、特定のボタニカルに特化した他のラインナップはさらに味わいが派手になります。方向性はフルーティー、シトラス、フローラルなど。

フルーティー系の中でも特に珍しいのはグースベリークインスです。他にもラズベリーやブラックベリーなど選択肢は豊かですのでご興味のある方は是非見てみてくださいね。

ちなみにグースベリーとはセイヨウスグリのことで、日本でスグリというと黒スグリ(カシス)が有名ですね。このグースベリーは一番スタンダードのドライジンにもボタニカルとして使われていますよ。

おわりに

多種多様な「フルーティー」なジンの数々、いかがだったでしょうか。

果実味(フルーティー)ととても一言にはまとめきれない味わいの幅広さを感じていただけましたか?

風味だけでなく甘さもこのフレーバーには重要な部分ですが、それをどこまで押し出すのかも作り手の拘りが垣間見れて楽しいところだと思います。

こうして比べてみることで一部共通する点や相違点を改めて考えていただければ、これからのジン選びにもきっと役立つと思います。

この記事で皆さんの気になるジンが一つでも見つかれば幸いです。

次回は数が多すぎて別に記事にしました「フルーティーなジン番外編 葡萄に注目したジン」をご紹介していきますのでお楽しみに!